第23回カフェを開催しました!

第23回目となるカフェを、2012年4月22日に「しいのき迎賓館」3階のセミナールームAで開催しました。

今回のカフェは、これまでのカフェとは少し違った方式で行いました。まず、金沢大学の大井学教授が、自閉症発達障害をとりまく現状と、治療効果が期待されるオキシトシンと早期発見の技術などの話題提供を行いました。話題提供のあとは、各テーブルでいつものように自由にお話しをしていただきました。1時間ほど自由に話をしていただいてから、話題提供と各テーブルでの対話を通して、「最も重要だと感じたこと」とその「理由」を記入していただきました。

記入されていたことを少し紹介しますと、「最も重要だと感じたこと」として、「社会への啓蒙活動」、「自閉症の子どもを過保護に扱ってしまうこと」、さらには「自閉症を社会が受け入れること」といった記入がありました(記入の内容は、意味が変わらないように単語や言い回しを変えています)。記入されていた内容はかなり幅広く、自閉症発達障害が社会のさまざまな部分に関わっていることが反映しているのかなと思います。

また、今回のカフェは、20名の方にご参加いただきました。また、新年度初めのカフェだったためか、約半数の方が初参加のようでした。これまで継続的に参加していただいた方々と新しく参加していただいた方々のあいだに、よい対話が生まれるとよいなぁと感じております。

☆カフェの様子

次回は、5月22日(火)に「しいのき迎賓館」セミナールームAで、午前10時から12時までの開催です。今年度も、毎月22日に「しいのき迎賓館」で開催していきますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

このカフェへのご意見やご要望などがありましたら、スタッフまで遠慮なくお伝えください。